よさこいとソーラン節の違いは?歴史とYOSAKOIソーランが生まれた理由

夏に向かっていくにつれて、祭りが増えてきますがやはりこの系統の祭りが多いなーと思うのがYOSAKOIソーラン祭り
そもそも、よさこいとソーランが同じものに並べられていますが、結局何をするものなのかさっぱり分かりません。
日本の民族舞踊の系統だという認識がありますが、どうやら高知県民には嫌悪感がかなり抱かれていたりして
一緒にしてほしくないとかいろいろな論争があるみたいで色々調べてみました。

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よさこいとソーラン節の違いと歴史

そもそもよさこいとは「よさこい祭り」で踊られている踊りのことをさし
よさこい鳴子踊りと呼ばれる曲を流しながら鳴子を使った踊りを踊る伝統的な演舞です。

よさこい祭りは高知県高知市で毎年8月9から月12日までの4日間開かれている大きなお祭りで
その歴史は1954年から始まり当初のよさこい踊りは、日本舞踊の振り付けをベースにした盆踊りスタイルだったみたいです。
近年では鳴子や「よさこい鳴子踊り」のフレーズの使用など一定ルールが守られていれば
ロックやサンバなどのアレンジが許され多様な種類が増えていているみたいですね。

それに対して、ソーラン節の歴史ですが
北海道の日本海沿岸部ではニシンが産卵のため多く押し寄せ
ニシン漁が盛んにおこなわれていました。
その時期になると一獲千金を狙い他県から出稼ぎをするものが集まり大変にぎわったそうです。

ソーラン節はニシン漁の一連の流れを唄われたものが独自に変化し出来が上がったもので
ソーランソーランと囃し言葉にちなんでソーラン節となりました。

踊りも網をたぐったり、投げたりとニシン漁にちなんだ振付になっていますね。

もともとは全くルーツも踊りの質も違う2つの踊りがYOSAKOIソーランと言われるようなり
同一に扱われるようになったのはいつのことだったのでしょうか?

YOSAKOIソーランとは?

YOSAKOIソーランのそもそものルーツですがその歴史は
『北海道大学の学生が大学2年の時に母親がガンを患い、兄が医師として勤める高知県の病院へ入院した
彼が看病のために訪れた際、本場のよさこい祭りに接しその躍動感に感動し「こうした光景を北海道でも見られたら…」と、
1991年12月、学生仲間を募り5名で「YOSAKOIソーラン祭り実行委員会」を発足させ、
高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」を融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」として企画・立案し、誕生したものである。』
(wikipedia抜粋)

と90年代にたまたま高知のよさこい祭りに感動し北海道のソーラン節をテイストにいれたもので
もともとは完全に別ものだった2つは1人の人によって融合し定着したみたいですね。
これが別のものに感動したら別のものになったのでしょう。

この北海道YOSAKOIソーランは認知度を得て大きなイベントとして成長していったのですが
このYOSKOIソーラン祭りが各地で乱立した背景には、地域の活性化に取り入れやすい
わかりやすいものだったのだろうと推測します。

そして多くのYOSAKOIソーラン祭りが見かけるようになり、
本来のルーツである一つよさこい祭りが同じもののように見られるようになり
高知県民としては面白くはないという事態が生まれたわけですね。

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なのでバックグラウンドをしっかりみんなが理解をしていれば
言い争う必要もないのかなと思いました。

では多く乱立したYOSAKOIソーラン祭りですがどんなものがあるのでしょうか?

有名なYOSAKOIソーラン祭り

もちろん最初に紹介させてもらうのは発祥の北海道の「YOSAKOIソーラン祭り
こちらは6月上旬に開かれ大通公園を中心にステージとパレードを楽しめるようになっています。

関東で大きなものとしては「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい
この祭りは8月の最終土曜日と日曜日の2日間催され
東京都渋谷区の明治神宮、同原宿口、代々木公園、表参道などの会場で行われる。
これはどちらかといえばコンセプトが関東でも本場のよさこい祭りを意識しているのですが
参加チームなどの傾向からすると、YOSAKOIソーランの方が近いと思います。

また大きな規模として有名なのが愛知県の「にっぽんど真ん中祭
毎年8月末の金曜の前夜祭から始まり日曜までの3日間催され
期間としてはスーパーよさこいと被ります。
メインステージは久屋大通公園で観客動員数は200万人越えとかなり大規模なイベントとなっています。
少しカラーが違うところは地元のアピールを取り入れることとなっているので
一風変わった演武を見ることが出来ます。

他にも大阪や兵庫など大きなYOSAKOIソーラン祭りがあります。

まとめ

よさこいとソーランは全くの別ものだったものが一つになったもので
本家やパクリなどという言葉が出てきますが、実際はリスペクトなんだということと
商業色が強いといわれるのも、地域活性を狙って出来上がったものなので仕方のない部分もあると思います。

本当の違いを理解するためには
本場のよさこい祭りとYOSAKOIソーランを体験してみたほうがいいかもしれないですね。

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