家事をやらなければいけないのは分かっている。
でも、「あとでやろう」
と思っているうちに、どんどん後回しになってしまう。
そんなことはあると思います。
家事を後回しにすると、
「自分はズボラなのかな」
「もっと習慣化しないといけないのかな」
と考えがちです。
ただ、最近は少し違うのではないかと思っています。
家事を後回しにしてしまうのは、やる気がないからではなく、その家事だけ「始めるハードル」が高くなっていることもある。
ということです。
わが家でも、私は家事そのものはそれほど苦ではありません。
洗濯もできますし、掃除もします。
それでも、
洗濯物を干すことは嫌い。
畳んだ洗濯物を収納するのも嫌い。
というように、同じ家事の中でも苦手な工程があります。
今回は、家事を後回しにしてしまうときに、
「もっと頑張る」ではなく、なぜその家事だけ始めにくいのかを考えてみます。
大学生の頃は家事をかなり後回しにしていた
今では普通に家事をしていますが、昔からそうだったわけではありません。
実家にいた頃は、家事は基本的に親がやってくれていました。
大学生になって下宿したときも、
洗い物。洗濯。掃除。
どれもかなり面倒に感じていました。
食器が多少たまっていても気にならない。
洗濯物がたまっていても、
「まだいいか」と思ってしまう。
家事を優先してやろうという感覚は、ほとんどありませんでした。
ところが、その後同棲を始めると、不思議なくらい普通に家事をするようになりました。
特別なきっかけがあったわけではありません。
家事の本を読んだわけでも、習慣化の方法を学んだわけでもありません。
いつの間にか、
家事は先に終わらせるものになっていました。
「できない」のではなく「やる理由がなかった」だけかもしれない
振り返ると、大学生の頃に家事をしていなかったのは、
家事ができなかったからではない
と思います。
実家にいた頃から、家事のやり方自体はある程度知っていました。
でも、一人暮らしなら、
散らかって困るのは自分だけ。
洗い物を放置して困るのも自分だけ。
洗濯を後回しにしても、自分が我慢すれば済みます。
つまり、やらないことで困る相手がいなかった。
というのは大きかったと思います。
同棲すると、条件が変わります。
自分だけではなく、相手も同じ家を使います。
食器も使う。洗濯物も出る。部屋も共有する。
そこで初めて、
家事が「自分が気になったらやるもの」から、「生活を回すために必要なもの」に変わった。
のかもしれません。
それでも苦手な家事はある
今は家事を後回しにすることはほとんどありません。
ただ、全部の家事が好きなわけではありません。
たとえば洗濯。
洗濯機を回すこと自体は苦ではありません。
でも、洗濯物を干すことはかなり嫌いです。
一枚ずつ取り出して、ハンガーにかけて、形を整えて、干す。
この工程は面倒に感じます。
さらに、乾いた洗濯物を畳んだあと、収納へ戻す作業も好きではありません。
ここで気づいたのが、
「洗濯が嫌い」なのではなく、「洗濯の中の一部の工程が嫌い」
ということでした。
家事は「全部」で考えない方がいい
家事が面倒だと感じると、
「掃除が嫌い」
「洗濯が嫌い」
「料理が嫌い」
と大きなくくりで考えがちです。
でも、実際にはもっと細かいと思います。
たとえば洗濯なら、
洗濯機に入れる。洗剤を入れる。干す。取り込む。畳む。収納する。
という複数の工程があります。
この中で、
全部が嫌なのか。
それとも、
一つだけ嫌なのか。
では、対策が変わります。
わが家の場合は、洗濯そのものではなく、
干す工程が嫌い。
だから乾燥機を使うという選択になりました。
家事を後回しにしてしまうときは、
「この家事が嫌い」ではなく、「どの工程で止まっているのか」
まで分けると、かなり見え方が変わります。
「気にならないからやらない」という家事もある
もう一つあるのが、
自分ではそこまで気にならない家事です。
わが家の場合、トイレ掃除がこれに近いです。
私はそこまで汚れが気にならないタイプなので、
トイレ掃除は1〜2週間に1回くらい。
一方、妻の方が気になるので、私より頻度は高いです。
これは、「トイレ掃除が嫌いだからやらない」
というより、自分の中で「まだ掃除しなくてもいい」と感じてしまう
という状態です。
つまり、家事が後回しになる理由は、
苦手だから
だけではありません。
必要性を感じにくいから
ということもあります。
後回しにする家事は「なぜ始めにくいのか」を見る
家事を後回しにしてしまうときは、
まず、なぜその家事だけ始めにくいのか
を考えてみるといいと思います。
たとえば、
工程が多く見える。
道具を出すのが面倒。
終わりが見えない。
きれいにやろうとすると時間がかかる。
特定の工程だけ嫌い。
そもそも自分では汚れが気にならない。
理由は家事によって違います。
ここが分からないまま、
「毎日やると決める」
「習慣化する」
だけでは、続きにくいと思います。
入口を低くする方法も家事ごとに違う
理由が分かれば、対策も考えやすくなります。
たとえば、
道具を出すのが面倒なら、使う場所の近くに置く。
工程が多いなら、最初の一工程だけ決める。
終わりが見えないなら、
「今日はここまで」
と終了条件を小さくする。
完璧にやろうとして重くなっているなら、
毎回100点を目指さない。
自分では汚れが気にならないなら、
「気になったらやる」
ではなく、頻度を決める。
同じ「家事を後回しにする」でも、入口を下げる方法は違います。
どうしても嫌な家事は、家電に任せてもいい
そして、どう工夫しても嫌な家事はあります。
わが家の場合は、洗濯物を干すことでした。
だから乾燥機を使っています。
毎日掃除機をかけるのが面倒なら、ロボット掃除機に任せる。
食器洗いに使う時間を減らしたいなら、食洗機を使う。
家事を全部自分でやることが正解ではありません。
自分で入口を下げても、
「やっぱりこの工程は嫌だな」と思うなら、
その部分だけ家電や仕組みに任せる
という方法もあります。
わが家では、時短家電を選ぶときも、
「人気だから」ではなく、
自分が嫌いな家事を減らせるか。
その時間を別のことに使いたいか。
で考えています。
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家事を後回しにするなら、やる気より入口を見る
家事を後回しにすると、
「自分は怠けている」
と思ってしまうことがあります。
でも、家事ごとに見てみると、
できないのではなく、始めにくい理由があるだけ
かもしれません。
洗濯はできるけれど、干すのが嫌。
掃除はできるけれど、道具を出すのが面倒。
トイレ掃除は嫌いではないけれど、自分では汚れが気にならない。
同じ人でも、家事によって入口の高さは変わります。
だから、
「家事をもっと頑張ろう」と考えるより、
なぜこの家事だけ後回しになるのか。
どの工程で嫌になっているのか。
を一度考えてみる。
その入口を少し低くするだけでも、家事はかなり始めやすくなると思います。
そして、それでも嫌な工程は、
無理に好きになろうとせず、家電や仕組みに任せてもいい。
わが家では、そのくらいの考え方の方が家事とうまく付き合えています。

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