会社の入退室やパソコンのログインなどで使われている生体認証。
指紋認証や顔認証など色々ありますが、そのひとつに静脈認証があります。
以前、サークルの同期が
「会社の静脈認証が全然反応しない」
と嘆いていました。
そのときは「そんなこともあるんだな」くらいに思っていましたが、調べてみると静脈認証がうまくいかない原因はいくつかあります。
特に寒い時期に認証しにくいなら、まず手を温めてから試してみてください。
この記事では、
・静脈認証が反応しないときの対処法
・認証できなくなる原因
・静脈認証の簡単な仕組み
・何をやっても認証できない場合
について紹介します。
※静脈認証には指静脈や手のひら静脈など複数の方式があります。使用している機器によって対処方法が異なる場合は、その機器の案内を優先してください。
静脈認証が反応しないときはまずこれを試す
静脈認証がうまくいかない場合、まずは次のことを試してみましょう。
・手が冷えていたら温める
・いつもと同じ位置に手や指を置く
・手についた汚れや水分を落とす
・手袋などを外す
特に冬場に認証しにくくなる人は、手を温めることで改善することがあります。
手が冷えているなら温めてみる
冬になると認証しにくいという場合は、まず手を温めてみましょう。
寒くなると末端の血管が収縮し、静脈を読み取りにくくなることがあります。
カイロなどで温めるのもいいですが、何も持っていなければ手を揉んだり、グーパーしたりしてからもう一度認証してみましょう。
「夏は問題ないのに冬になると認証されない」という人は、まず手の冷えを疑ってみるといいでしょう。
手や指の位置を確認する
意外と重要なのが、認証するときの手の位置です。
登録したときと大きく違う位置や角度で認証しようとすると、うまく読み取れないことがあります。
認証されないからといって、
「もっと強く押せばいいのかな?」
とグイグイ押し付けるのではなく、一度手を離して正しい位置に置き直してみましょう。
手のひらをかざすタイプなら、センサーとの距離や手の位置も確認します。
何度も連続して失敗するときほど、一度落ち着いて置き直してみてください。
手の汚れや水分を落とす
手が汚れていたり濡れていたりすると、認証に影響することがあります。
手を洗った直後なら、水分をしっかり拭き取ってから認証してみましょう。
汚れがついている場合も、一度きれいにしてから試します。
また、手袋などを着けている場合は外してから認証しましょう。
絆創膏やけがなどで普段と手の状態が大きく違っている場合も、認証しにくくなることがあります。
そもそも静脈認証はどうやって本人を見分けている?
ここで簡単に、静脈認証の仕組みについて説明します。
静脈認証では、近赤外線と血液中のヘモグロビンの性質を利用して静脈のパターンを読み取ります。
人によって静脈のパターンが異なるため、あらかじめ登録した情報と照合することで本人かどうかを判断できます。
つまり静脈認証は「指や手の形そのもの」だけを見ているわけではありません。
手や指の内部にある静脈の情報を使って本人を認証しています。
そのため、指紋のように表面の模様を読み取る生体認証とは少し仕組みが違います。
それでも静脈認証ができない場合は?
手を温めてもダメ。
汚れや水分を落としてもダメ。
手や指の位置を確認してもダメ。
ここまで試しても認証できない場合は、登録している静脈データの再登録も検討してみましょう。
会社の認証システムなら、まずは管理している部署に相談してみてください。
機器によっては静脈データを再登録することで改善することがあります。
また、けがなどによって登録した手や指で認証するのが難しい場合もあります。
そうしたケースでは、別の指や手を登録できるか管理者に確認してみるのも方法のひとつです。
毎日のように使う認証なら、毎回何度もやり直すより、一度登録状態を見直した方が楽です。
まとめ
静脈認証が反応しない場合は、まず次の4つを確認してみてください。
・手を温める
・手や指の位置を確認する
・汚れや水分を落とす
・手袋などを外す
特に「夏は大丈夫なのに冬になると認証されない」という場合は、まず手を温めてからもう一度試してみましょう。
それでも何度も認証に失敗するなら、無理に繰り返すより管理者に相談し、再登録が必要か確認してみてください。
静脈認証に毎朝苦戦している人は、まずは簡単にできるところから試してみましょう。


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