日本三大名瀑の一つとして知られる袋田の滝。
紅葉だけでなく、冬には滝が凍る「氷瀑」が見られることもあり、季節ごとに違った景色を楽しめる観光地です。
ただ、袋田の滝は山の中にあるので、
「車いすでも行けるの?」
「足が悪い人を連れて行っても大丈夫?」
と気になる方もいると思います。
実際に行ってみると、袋田の滝は自然の観光スポットとしてはかなり車いすで移動しやすい場所でした。
ただし、駐車場から観瀑施設までには距離や坂があります。
ここでは実際に行ったときの様子をもとに、現在の駐車場や車いす貸出の情報も合わせて紹介します。
袋田の滝は車いすでも大丈夫?
袋田の滝は、車いすでも観瀑台まで行くことができます。
滝を見るために利用する観瀑トンネルは舗装されていて、渓流散策コースなどへ入らなければ、山道を歩く必要はありません。
実際に行って意外だったのが、山の中の観光地なのに段差がかなり少ないことです。
観瀑トンネルから第1観瀑台までは階段を使わずに進めます。
第2観瀑台へもトンネルの奥にあるエレベーターで約50m上がることができます。
そのため、
「滝を見るために長い階段を上らなければならない」
という場所ではありません。
道幅も広く、人とすれ違うだけの余裕があります。
ただし注意したいのが、駐車場から観瀑施設へ向かうまでの道です。
私が訪れたときも途中には傾斜があり、車いすを押す場合は観瀑トンネルの中より、むしろこちらの方が大変だと感じました。
自走する方や、車いすを押す方の負担を考えるなら、駐車する場所はかなり重要です。
車いすなら駐車場の距離に注意
現在、袋田の滝には町営の無料駐車場が2か所あります。
ただし滝までは、
町営第1無料駐車場から約1.2km
町営第2無料駐車場から約1.4km
あります。
第2駐車場には障がい者用の駐車スペースも用意されていますが、そこから観瀑施設までの距離そのものが短くなるわけではありません。
そのため車いすで観光する場合は、「無料駐車場だから」という理由だけで選ぶのではなく、歩く距離まで考えておいた方がいいです。
袋田の滝の入口に近づくと、民間の有料駐車場もあります。
料金や利用条件は駐車場によって異なりますが、足の悪い方や車いすを利用する方と一緒なら、多少料金がかかっても入口に近い駐車場を選ぶ方が楽だと思います。
私が以前訪れたときも、滝に近い場所まで車で進んでから駐車場を探しました。
特に紅葉シーズンなど混雑する時期は歩行者も多くなるため、できるだけ早めに駐車場所を決めた方が安心です。
トイレは周辺にある
袋田の滝周辺には公衆トイレがあります。
大子町観光協会では、袋田の滝周辺に公衆トイレが6か所あると案内されています。
私が訪れたときも駐車場周辺や観瀑施設の近くにトイレがあり、山の観光地だからトイレに困るという印象はありませんでした。
足の悪い方を連れて行く場合、トイレの場所を確認してから観瀑施設へ向かうとより安心だと思います。
車いすの無料貸出もある
袋田の滝では車いすの無料貸出も行われています。
現在は袋田観瀑施設管理事務所に電動車いすが2台用意されています。
さらに袋田の滝商店街でも、複数の店舗や駐車場に一般的な車いすが配置されています。
以前は貸出台数がかなり少なかったのですが、現在は貸出場所が増えています。
ただし、当日の利用状況によっては空いていない可能性もあります。
現地で借りることを前提にする場合は、袋田観瀑施設管理事務所へ事前に確認しておくと安心です。
袋田の滝は足の悪い方とも行きやすい観光地
自然の観光スポットというと、
長い階段がある
山道を歩く
足場が悪い
といった場所も少なくありません。
その点、袋田の滝は観瀑トンネルが整備され、第2観瀑台まではエレベーターも利用できます。
実際に訪れてみても、想像していたよりずっと車いすで移動しやすい場所でした。
一番注意したいのは、滝そのものより駐車場から観瀑施設までの移動です。
足の悪い方や車いすを利用する方と行くなら、無料かどうかよりも「どれだけ入口の近くに停められるか」を優先した方が負担を減らせます。
外を長時間歩くのは難しくなってきたけれど、家族でどこかへ出かけたい。
そんなご両親や家族との旅行先を探しているなら、袋田の滝は候補に入れやすい観光地だと思います。


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