最近は会社のセキュリティーだけではなく、銀行などでも使われている生体認証システム
指紋の認証ではなく最近よく見かけるようになっているのは「静脈認証」
昔サークルの同期が会社の静脈認証が全く反応しないと嘆いていたのを聞いてそういうこともあるのだなと思っていました。
でも調べてみると実は結構な人が悩んでいるらしく気になったので色々知ったことを紹介したいと思います。
静脈認証が認証されないのは何で?
静脈認証が認証しない人がいるのはなぜでしょうか?
そもそも静脈認証とは何なのかというと、人には静脈と呼ばれる血管があります。
その静脈の形は子供が大きくなっても、年を取っても変わることのないため本人としての認証に役立っているわけです。
仕組みは近赤外線と呼ばれる光線を通すと血液中のヘモグロビンが吸収する性質があります。
静脈に流れるヘモグロビンを写真に写すことによって静脈の形がわかるようになり、それを比べることによって本人かどうかを見分けています。
では本題のなぜ認証されないのかというと結論は「静脈の形が変化している」ということ
・冷え性などの手先が冷える人は血管が収縮することによって、誤差の範囲を超えて形が変わってしまっている。
・大きなケガをしている部分がある。
・手に汚れがありその汚れが近赤外線を遮断する性質があるものがついている。
などがあげられます。
特に冬場良くなるという人は1番目の冷え性であるため可能性が非常に高いです。
しかしどうしてもうまくいかない場合は、生まれつき読み取りにくい静脈の人の可能性があります。
その場合は別の指で登録してみましょう。
エラー対策の方法は?
一番の原因である「冷え性」に対してですが要は手をいつもの状態であればいいのです。
手を温めておく、これが一番スマートですね。
冬場なんかは特にカイロなどで温めておけばスムーズに認証されるようになります。
また、脇に手を挟んでおいて温めておく。
更にはグーパーしながら指先まで血流が行くように運動する。
以上のことで認証されるようなるので試してください。
あと上手くいかないときに、ぐいぐい押し付けがちですが血管の形が変わってしまい逆に上手くいかない、なんてこともあるので落ち着いて認証に臨みましょう。
手袋や指輪、絆創膏などはどうすればいいの?
少し詳しい人ならわかりますが近赤外線は比較的何でも透過するので手袋でも認証できるような気がしますよね。
しかし認証に使ている光量はそんなに多くないのか親指の皮の厚さでも上手く読めないことがあるのだとか
手袋だけではなく指輪、絆創膏も同じ理由ですが血管を圧迫することにより血流が減り読み取りが上手くいかなくなるそうです。
手袋、指輪・絆創膏は外し普段の状態であることが大事ですね。
また日焼け止めクリームも反射をする素材が含まれ上手く読み込めない可能性があるそうです
しかし、個人的な感想ですがこれはあくまで可能性だと思います。
まとめ
静脈認証システムはかなり普及してきているので多々うまくいかないという場面に遭遇すると思います。
困った場合はまずは温めたり、身に付けているものを外したり、手を洗うなどして強く押し付け無いように認証を行いましょう。
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