秋の実りといろいろありますが、やはり日本人の心といえばお米ですね。
とりわけ収穫したてのお米は新米と呼ばれ多くの人に愛されていると思います。
親戚が米屋だったので毎年いいお米をいただいていたのでその違いは格段に違うなーと子供のころから思っていました。
さて今回は新米をできるだけ長く楽しむための保存方法と期間について紹介したいと思います。
新米の保存方法は?
新米はそもそも何故おいしいのかというとですが、水分が多く含まれ風味があるためツヤと香りが良いとされているためですね。
これは純粋にご飯を炊いて食べるだけの条件なので、調理方法によっては古米のほうが向いているものもあるそうです。
さて、新米の保存方法ですが大切なのは温度です。
お米屋さんでもよくしている方法なのですが、大きな冷蔵できる倉庫でお米を保存しその都度精米をして販売しています。
このように冷蔵をするとお米の風味が落ちにくくなるためおいしさが保てるそうです。
なのでお米も冷蔵保存をすることがオススメです。
冷蔵保存する際、理想的な温度は10度前後のため冷蔵庫より野菜室が理想的です。
また、お米の風味は酸化によって落ちるので出来るだけ密封した保存が適しています。
なので袋に小分けをして口を縛ったり、キッチリと行うのであればジップロックや真空パックなどで空気を遮断した保存がいいでしょう。
その際は一回に炊くカップ数に小分けした方が便利です。
新米の保存期間は?
新米の保存期間ですが新米の寿命は精米してから1ヵ月です。
なので一番最初に気にするのは購入段階。
精米年月日ができるだけ直近のモノかどうかを確認してください。
1ヵ月前後の場合は冷蔵庫の都合もあるでしょうし諦めて通常の保存で冷暗所でOK。
そもそも精米年月日が書いていないものは怪しいものが多いので「新米!!」と表記していても疑ったほうがいいです。
新米の定義は収穫された年の12月31日までに精米したものを指すので早く精製して売れ残ったものを再包装し新米として販売する人も実はあるそうです。
冷蔵保存した場合はおいしさがある程度保てるので、賞味期限は約2ヵ月が最大だと思っておいて大丈夫です。
お米の虫やカビ対策
お米を保存する際に気を付けてほしいのは虫・カビ対策です。
・虫対策
虫の発生を抑える基本は、密閉で保存、低音で保存、虫除けを入れることで避けられます。
すでに前2つは紹介したので虫よけについて。
唐辛子を入れる方法・・・10kgのお米に対して5本ほど入れることによって虫対策になります。
粉わさびを入れる方法・・・粉わさびをお茶のパックや、だし取り袋などにスプーン一杯分の粉わさびを入れます。
他にもニンニクやコショウなどありますがいずれも強いにおいで虫を寄り付かせないといった方法ですね。
しかし最強の虫よけはやはり密封>冷蔵>虫よけなので参考までに
・カビ対策
お米は水にぬれると簡単にカビが生えてしまいます。
冷蔵保存と密封した保存を推奨しているのでカビもそこまで気にすることはありません。
湿気のあるところを避けるのはモチロン、小分けする作業などをする際は濡れた手や濡れている環境で行うのは避けましょう。
冷蔵保存をしているのにカビてしまった人はどこかしらで濡らしているのでそのタイミングをしっかり確認して対策をしましょう。
まとめ
冷蔵保存で密封された環境はお米のおいしさを守るだけではなく、虫やカビといったモノの対策にもなるので非常に有効です。
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