夏休みの宿題出やっかいなものって言えば
読書感想文じゃないですか?
ただでさえ文章を書くのもめんどくさいのに、さらに読まないといけないのでもっとめんどくさいですよね。
今回は読書感想文の書き方について自分流の紹介をします。
対象は大体小学生高学年以上になります。
読書感想文のテンプレートを理解する
だいたい読書感想文というのはなぜ書けないのか?
それは書き方がそもそも分からないからだと思います。
本当はテンプレートなんて何一つなくて、ただ「感想」を書けばいいのです。
しかし経験がない人がやれといわれても難しい話です。
なので、まずは読書感想文とはどんなものなのか?
これを理解する必要があります。
これを理解するためには人の書いた読書感想文を読むのがいいと思います。
青少年読書感想文全国コンクールなどで読むこともできますし
その作品を検索で打ち込むことによって簡単な形の感想文や、作品レビューなんかも見つかり参考になります。
また漫画の感想サイトなども広い意味で読書感想文なので、そういった着眼点で見ると新しい発見があると思いますよ!
以上の方法で感想を書くというのはどういうことなのかというイメージを持った方が書きやすいと思います。
そしてコンクールのなどで出しているものをしっかり読み込むとある程度法則があることに気づくと思います。
・書き出しがしっかりしている
・かんけつにあらすじが述べれらている
・物語にそって、その時に思った感情が書いてある(面白かった 辛かった 悔しかった)
・読む前と読んだ後で自分が変わったことを述べる
これがポイントになります。
大体順番もそのままでOKです。
他のサイトではその本と出会った理由などありますが個人的にはいらないかなと
文字数が足りない場合は足してもいいと思いますが、書くのなら「書き出しの後」「あらすじの前」がいいです。
書き方のポイント
書き方の書き出しですが一番悪いのは
「浦島太郎を読みました。この本を読んで思ったことは・・・」といった形ですね。
出だしは印象を決めつける最大のポイントなので一番大事です!
出だしのパターンとしては
・読んだ感想を書く
・セリフを引用する
先ほどの浦島太郎ならば
「情けは人の為ならずといいますが、まさにそうだなと思いました。」
「善行は必ず報われるわけではないと思ってしまった。」
など思ったことを書いたり
「家族も友だちも、みんな死んでしまったのか・・・」と浦島はつぶやきを読んだ時に、自分ならどう思うか深く考えてしまいました。
など心に残ったセリフを引用してどう思ったかを書く方法があります。
また別の方法で、テーマに注目する方法があります。
先ほどの浦島太郎であれば「善行」「覆水盆に返らず」「時間」など
様々な切り口で物語を見ることができます。
そこを利用して書き出しを「時間」ならば
『時間は概念のないものと言われています。しかし観測する人間がいることによって時間とは初めて・・・』
と時間に対しての一般的な総論を書く
「覆水盆に返らず」ならば
『中国の周の時代に太公望と呼ばれる人がいて・・・』
と故事を説明してから書く
などテーマを抽出して書きだすことによって全く関係ないものをいきなり入れることもできます。
しかしテーマを抽出した場合 自分が思ったこと、自分が読んで変わったことは統一してそのテーマに沿ったことを書かないといけません。
あらすじのポイント
あらすじは本の裏表紙のあらすじやあとがきを参考にします。
またネットで拾ってきてもいいですが、気をつけたいのは語尾統一しないとおかしな文章になるので気をつけましょう。
読んで感じたことの上手な書き方
自分の体験談と比較するのがいいと思います。
「私は昔、道ばたで弱っている猫を見てみぬふりをしてしまいました。
しかし浦島太郎は子供たちにいじめられているカメをわが身を顧みずに助けに行き
私には持っていない誰かのために何かができる人なんだなと思いました。」
それを踏まえて読み終わった最後は
『浦島太郎は終わりこそ家族友人と別れ、更には老いてしまいしたが
彼誰かを守ろうとした行動に感銘を受け
傍観者になりがちだった自分を変える大きな影響を受けました。』
と書くことができますね。
まとめ
読書感想文はどんなものがあるか理解するのが大事!
読んだ後は自分の感想を自由に書けばいいと思います。
・書き出し
・あらすじ
・感想
・自分が受けた影響
これらがしっかり書いてあると形になりますよ
コメント