ここまでの記事を順に読んで頂いた方は、練習のできる環境を確保して、マイキューを持ち
あとはひたすら練習だけという状態の人が多いと思います。
いざ練習といっても、教わっているうちはフォームだったり、ブリッジの持ち方がしっかりしていないと、ただひたすら一人でナインボールやボーラードをやったとしても上達はしづらいです。
なので最初のうちはやはりストロークをしっかりしていることを目指したほうがいいです。
私は練習時間は週1でレッスンを習い、空いている平日に一人で撞いているだけの週2回4時間ですが、昔と比べて狙い通りに球を運べるようになりました。
レッスンを受けている時はあまり考えなくてもいのですが、一人で練習となると何をすればいいのか分からなくなります。
そこで一人で撞いている時にいったいどういうことをすればいいのか
先生受け売りの部分もあるのですが役に立てればいいなと思い記事にします。
初心者の上達する練習方法
初心者が躓くのは真っすぐ撞けないというところなので正しくつくためのフォーム・ストロークを意識した練習が必要です。
まずはストロークは指導してもらっている人の言われたことの復習から始めます。
ビリヤード台にキューおいて構えるこの際、気にするのは構えた時のアゴと目の位置とヒジとブリッジです。
キューを構えた時にこの4つのポイントがボールを撞くイメージライン上に乗っていなければ真っすぐ撞くことは難しいです。
出来れば正面に鏡などある環境ならばいいのですが、なかなかビリヤード場で鏡がしっかりあるところはないと思うのでイメージが大事です。
構えたフォーム出来たなと思ったらゆっくりとストロークをします。
形を崩さずひじを振り子のようにまっすぐ出すイメージです。
このように真っすぐキューを出すことができれば、アメリカ人みたいに豪快に球を撞かなくてもビリヤードはかなりの勢いで撞けるので、力まず真っすぐストロークをしてください。
そしてフォームのイメージが固まってきたら球を撞いてみます。
球の位置は手球がセンターに置き、的球をサイドポケットに入る直線状に置きます。
すごく短い距離なので少しぶれても入りますが、しっかりと真っすぐ撞けないとやはり外しますので
外した場合はしっかりとフォームを再確認しましょう。
簡単すぎるよ!って人もいるかもしれませんが球が入らないと自信がなくなるので
このくらい簡単なところから始めたほうがいいです。
10球中8球はいれば合格です。
次にコーナーポケットに近くに適当な位置に的球を置きます。
そこからサイドポケットあたりから直線で入る位置に手球置いて真っすぐ撞く練習です。
難易度は少し上がりましたがこれも80%はいれば合格です。
次に的球をセンターにおいて、手球をコーナー近くに置き対角線上のポケットに入れる
いわゆるセンターショットを行います。
これは正確にまっすぐに撞けないとまぁ入りません(笑)
なので4割くらいを目安に頑張りましょう。
入らないと苛立ち強く打ったり、何も考えずただ撞いていたりしてしまうようになるので
適度に休憩をはさみながら指導を受けている内容を思い出してゆっくりとフォーム確認を行いましょう。
センターショットが入るようになってきた場合追加したい練習がショットの質を変えることです。
真っすぐ撞くときに、強い・普通・弱いの3種類のショットが自在に打てる人はやはり上手ですし
ビリヤードをする上で必須のテクニックだと私は思います。
10球中に3回でも30球中10回でもいいですが万遍なくできるようにやったほうがいいですね!
続いては厚みの練習です。
コーナから1ポイント以内で的球を置き、ある程度角度をつけて2ポイント以内で手球を置きます。
近い距離の角度のあるボールを落とす練習です。
厚みは真っすぐがちゃんと撞けないと毎回角度が変わるので、しっかり真っすぐが撞けたなと思えてから練習したほうがいいです。
そうすることで、このくらいの厚みでこのくらいの角度なんだと見て学べるようになります。
厚みをしっかり理解するには1万球撞けなんていわれてるらしいので、焦らずじっくりと取り組みましょう。
余談ですがどこかのトッププレーヤーは厚みなんて一切見ないでイメージラインだけで撞いてたりします。
厚みとよくビリヤード場で聞きますが大事なのはイメージライン通りに撞けているかということだと思います。
最初のうちはこれだけであっという間に2~3時間たってしまうと思います。
これらがウォーミングアップ代わりに撞けるようになれれば、
余った時間をゲーム形式で撞いていけば上達も早くなると思います。
やはりゲームだと撞きづらい場面や、かぶってしまって狙えないとリアルなシチュエーションの練習になるので
少しづつこなしていきましょう
家でもできる練習方法
マイキューがある場合
やはりフォームの練習になります。理想はテーブルの前に鏡がありどんなフォームをしているか確認すること
もしくはカメラなんかで録画をするのもすごくいいと思います。
自分の姿を客観視できるということは、スポーツの世界ではかなり重要なことです。
テーブルを傷つけないために将棋盤などの上板の上にフェルトのようなものを敷いて撞いたほうがいいでしょう。
的球の代わりにペットボトルやお手玉などを用意する人もいます。
目線の使い方としては手球に集中して撞くことはないので、球がなくても本当は練習はできます。
が何かないと雰囲気が出ないという人は使ってみてもいいかもしれませんね。
もう一つは動画を見ること
フォームが綺麗な人の動画を見ることがおすすめです。
プロといってもぐちゃぐちゃな人もいるので、正直誰を見ればいいか分からないと思います。
私がおすすめするのは、土方隼人プロと羅立文(ロー・リーウェン)プロです。
とてもなめらかでお手本になるので時間があればよく見てまねしてもいいと思います!
まとめ
ビリヤードにおける基礎はフォームとストローク!
この練習が上達する大事な基礎なので疎かにせずしっかりと向き合った練習をしましょう。
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