ポインセチアを赤くする方法|短日処理の時期・やり方・失敗しやすい原因

クリスマスに赤く色づいたポインセチアとクリスマスツリー 植物関連

クリスマスの時期になると、よく見かけるようになるポインセチア。

赤と緑のコントラストが、まさにクリスマスという感じですよね。

店先で見かけて、思わず買ってしまった人も多いと思います。

そのまま冬を越して翌年まで育てられたら、

「今年のクリスマスにも、もう一度赤くしたい」

と思いますよね。

ところが、普通に育てているだけではクリスマスまでにうまく赤くならないことがあります。

ポインセチアを赤くするには、秋から短日処理を行う必要があります。

今回は、クリスマスに向けてポインセチアを赤くする時期と、実際のやり方を紹介します。

スポンサーリンク

ポインセチアを赤くするには短日処理が必要

ポインセチアの赤い部分は、花びらではありません。

これは「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化した部分です。

本当の花は、その中心にある小さな粒のような部分です。

ポインセチアは短日植物なので、昼が短く、夜が長くなることで花をつける準備を始めます。

それに合わせて苞も赤くなっていきます。

そのため、クリスマスに合わせて赤くしたい場合は、人工的に夜を長くしてあげます。

これが短日処理です。

短日処理は9月ごろから始める

クリスマスまでにしっかり赤くしたいなら、短日処理は秋の早い時期から始めます。

私は9月ごろを目安に始めるのがおすすめです。

ポインセチアは赤くなるまでにかなり時間がかかります。

始めるのが遅いと、

「赤くなってきた頃にはクリスマスが終わっていた」

ということにもなります。

少し早めに始めて、時間をかけて色づかせる方が安心です。

1日13~14時間ほど暗くする

短日処理では、毎日一定時間ポインセチアを完全に暗い状態にします。

目安として、13~14時間ほど連続して光を当てない時間を作ります。

例えば、

夕方5時ごろから翌朝7~8時ごろまで暗くする

という方法です。

時間そのものより大切なのは、毎日できるだけ同じリズムで続けることです。

段ボールをかぶせる方法が簡単

家庭で一番簡単なのは、ポインセチアに段ボール箱をかぶせる方法です。

夕方になったら鉢全体が隠れる大きさの段ボールをかぶせます。

朝になったら箱を外して、明るい場所へ戻します。

これを毎日繰り返します。

注意したいのは、段ボールの隙間から光が入らないようにすることです。

部屋の照明やテレビ、窓から入る街灯なども光になります。

夜になったから大丈夫と思っていても、室内は意外と明るいです。

黒い遮光性のある袋などを使う方法もありますが、中に熱や湿気がこもらないよう注意してください。

私は段ボールの方が扱いやすいと思います。

昼間はしっかり光に当てる

短日処理というと、

「とにかく暗くしておけばいい」

と思ってしまいそうですが、そうではありません。

夜はしっかり暗くする一方で、昼間は十分に光を当てることも大切です。

ポインセチアは日中に光を受けて育ちます。

暗くする時間以外まで光を減らしてしまうと、株そのものが弱ってしまいます。

朝になったら段ボールを外して、日当たりのいい場所へ戻しましょう。

短日処理は、

昼は明るく、夜はしっかり暗くする

というメリハリが大切です。

どれくらい続ければ赤くなる?

短日処理は数日で終わるものではありません。

毎日続けていくと、少しずつ先端の苞に色がついてきます。

最初は、

「本当にこれで赤くなるの?」

と思うくらい変化がありません。

それでも続けていると、徐々に赤みが出てきます。

品種や育てている環境によって差がありますが、クリスマスにしっかり色づかせたいなら、数週間から2か月程度を見ておいた方がいいです。

短日処理が失敗しやすい原因

短日処理で一番気を付けたいのが、夜の光です。

ポインセチアにとっては、蛍光灯やLEDなどの室内照明も光です。

せっかく段ボールをかぶせても、

隙間から部屋の明かりが入っている

途中で箱を外してしまう

街灯などの光が入っている

といった状態が続くと、うまく色づかないことがあります。

短日処理中は、夜の暗い時間をできるだけ途切れさせないようにします。

温度にも注意する

もう一つ気を付けたいのが温度です。

ポインセチアは寒さが得意な植物ではありません。

秋になって気温が下がってきたら、特に夜間の冷え込みには注意します。

寒い地域なら、短日処理を始める頃から室内へ移した方が管理しやすいです。

ただし、暖房の風が直接当たる場所も避けた方がいいです。

短日処理だけに気を取られず、株そのものを元気に育てることも忘れないようにしましょう。

段ボールをかぶせっぱなしにしない

短日処理は「暗くすること」が目的ですが、一日中段ボールをかぶせっぱなしにするわけではありません。

朝になったら必ず外して光に当てます。

旅行などで数日間家を空ける場合に、ずっと箱をかぶせておくのはおすすめしません。

ポインセチアは昼間の光も必要です。

毎日、

夜は暗くする
朝になったら明るくする

という繰り返しが必要です。

ポインセチアを赤くするには毎日の継続が大切

ポインセチアを翌年もう一度赤くする方法は、それほど難しい作業ではありません。

ただし、かなり根気が必要です。

秋になったら短日処理を始める。

夜は13~14時間ほどしっかり暗くする。

昼間は十分に光を当てる。

夜の照明が入らないようにする。

これを毎日続けます。

正直、めんどくさがりな人には少し大変です。

でも、自分で一年育てたポインセチアが再び赤くなってくると、かなり達成感があります。

クリスマスに向けてもう一度赤くしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました