コガネムシの幼虫による被害と対策の農薬や不織布について

植物関連

夏剪定の前のバラの芽吹きが悪いな、枝が細い気がする。葉っぱの色が悪い

いずれかの症状に心当たりがあるのであればまさに「コガネムシ」の幼虫のせいかもしれません

コガネムシの幼虫は地中で植物の根を食べるので見えずらい被害として有名です。

バラだけではなく多くの植物の根も食べるので夏に育生状況が悪かった場合はコガネムシの幼虫の可能性が高いですね!

では対策を紹介したいと思います。

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コガネムシの幼虫の被害の症状

コガネムシの幼虫は初夏から夏にかけて成虫が活性化し地中に産み付けた卵から発生します。

コガネムシの幼虫の主な食料は植物の根っこであり、これらを食い尽くされることによって
枝が細くなる、葉の色が悪くなり落葉するなどの症状が見られるようになります。

症状の見分け方としては
・育てている植物だけではなく周りの雑草も元気がなくなっているか枯れている
・土がふかふかになっている
・鉢の中の土の量が減っている

など土の状態を確認してもらえれば分かります。

 

怪しいと思ったらまずは掘り起こしてみてください。

そうすると、大体深さ2~3cmあたりから白い幼虫がウネウネしていると思います。
これらを見つけた場合は駆除しましょう!

しかし後手に回ってしまったら一大事なのでコガネムシは予防対策が必要です!

コガネムシの幼虫の対策に効く農薬

コガネムシの幼虫は7月あたりから行動します。

その前に大元であるコガネムシが動き出す6月前には対策をしたほうがいいですね。

 

・コガネムシの成虫を倒す!

これは大元を断つという考え方ですね。

コガネムシを見つけたらひたすら補虫しましょう。

直接制裁を下せない方はフェロモントラップという補虫機があります。

 

・オルトランdxを撒く

3月から4月までにオルトランを撒くことによって
コガネムシを寄り付きにくくするだけではなく、越冬する幼虫を駆除をすることができます。

なので6月から出てくる数を減らすことができるので効果的です。
(飛んでくるものに関してはどうしようもないですが…)

6月から撒いても10日前後には効果が発揮されるので、気になってから撒いても遅くはないですよ!

 

・ベニカ水溶液を使う

幼虫が発生する7月から9月にかけて2000倍希釈をしたベニカ水溶液を月に1度散布します。

たっぷりと広域に水まきをしてあげましょう。

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コガネムシの産卵を防ぐ不織布

そもそもコガネムシの産卵を妨げるという考え方もあります。

どうするかというと、コガネムシの幼虫は地中で発生します。そこで地中に産み付けないよう不織布を地面にかぶせることで防ぐのです。

不織布であれば水やりもそのままで大丈夫ですし、取り外しも簡単です。

 

市販で売られている不織布を茎を囲むように敷きます。

鉢であれば全体を花壇であれば半径30cm程目安にかぶせます。

不織布を加工するのがめんどくさい人は「鉢キャップ コガネガード」と呼ばれる円形の不織布が200円ほどで手に入ります。

ハサミで茎まで切れ目を入れてかぶせるだけなので簡単ですよ。

 

また鉢底石を上に敷いて近づけさせないという手もありますが
100%とは言い難く、どかしたり片づけたりと手間なので見た目はいいですがデメリットが多いです。

まとめ

夏の植物を守るためにもコガネムシ対策は必至!

オルトランはアブラムシにも効きますというか食べてくる虫何でも倒します(笑)

オルトランは幼虫には効かないという方もいますが効くので心配ないです。

特にオルトランdxが効くので迷っていれば是非

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