ベタベタとサラサラの汗の違いは?暑熱順化で夏に強くなろう!

お役立ち

夏になると汗をいっぱい掻いて嫌ですよね・・・

汗ってベタベタというイメージがありますが、なぜかスポーツマンが流す汗ってさらさらしているような気がします。
実際に汗にもサラサラな汗とべとべとの汗があるのですが、これっていったい何が違うのか気になりますよね。

汗の体質改善も合わせて紹介します。

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サラサラな汗とベタベタな汗の違いは?

汗には大きく分ければ2種類あります。
サラサラな汗とベタベタな汗

これっていったい何が違うのかというと成分が違います。
サラサラな汗は比較的水分が多く「ナトリウム」などのミネラルは少ないです。

それに対してベタベタな汗はナトリウムが多く含まれていて
それらが渇いたときに体の表面に残りべてつきの原因となるのです。

しかもベタベタな汗は体に不快感をまとうだけではなく
脱水症状や熱中症をおこしやすい体質の人が掻きやすいと言えるので自覚症状のある人は危険ですね。

ではなぜベタベタな汗を掻いてしまうのでしょうか?

汗を掻くにも上手い下手がある

汗の掻き方にも上手い掻き方と下手な掻き方があります。
上にも述べたようにベタベタな汗はまさに「汗の掻き方が下手」ということになるんですね。

この汗の掻き方が下手な人はなぜいるのかというと、汗腺の働きが悪いからなんです。
近代社会では暑くなればクーラーがあるため体が汗を掻かないでいい環境になっています。
このことによって汗腺は全く機能しなくていいので怠けてしまうんですね。

しかしいきなり暑い環境になった途端、体はびっくりして急いで汗を掻きます。
そうすると急いで血中の水分を出すためにナトリウムごと流れていってしまいます。
このことによってベタベタな汗を掻くだけではなく、体液のバランスが悪くなり脱水症状や熱中症になりやすい状態になってしまいます。

逆に汗腺の機能が発達している場合は体温が上がりだすと早めに察知し、じんわりと水分だけの汗を流します。
そのことによって気化熱で体温をさげていきくので暑さに強くなります。

どうすれば汗腺の働きをよくできるのかというと、ひたすら汗を掻くことです。
このように暑さになれた体を作っていくことを暑熱順化といいます。

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暑熱順化した体を作るには

暑熱順化した体を作ると夏の暑さにも強くなります。
このような体を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の方法があります。

・早い時期から冷房に頼らない
早い人では6月あたりから冷房を入れてしまいがちですが、これは良くありません
この時期の暑さから体は暑熱順化をする準備をするので、汗を掻くのを避けたいのはわかりますがじわ汗を掻くくらいの環境に常にいることが大事です。

・運動をする
最近の人の暑熱順化ができていない理由に運動不足も挙げられています。
特に汗をよくジョッギングなどの有酸素運動は汗腺の働きを促すため最適です。
これは夏真っただ中でも運動を定期的にすることによって3週間ほどで改善されるので
無理をしない範疇で頑張りましょう。

・入浴
これが一番手軽に汗を掻くことができるのでオススメです。
浴槽にしっかりつかり、体温を上げることによって汗をしっかり流しましょう!
また急速に体を冷やさず汗を拭きながら体温コントロールをすることによって暑熱順化がより進みます。
この方法を取ると良い睡眠も出来るようになるのですごく健康的です。

まとめ

べとべとな汗を掻かない体を作ること=暑さ体を作ること
夏本番を迎える前に6月あたりから汗を掻くよう努力をしましょう!

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