葬式に行けなかった後の弔問のタイミングとマナーについて

冠婚葬祭

友人が亡くなった、良くしていただいた人が亡くなった。
こんな悲しいことが生きていく間には必ずあると思います。
どうしても家族ではないため時間が作れずに葬式に出席できない場合も多々あると思いますし
葬式に参加したいと思っていたのに家族葬なのでご遠慮くださいと言われたりすることが増えた気がします。

また人伝えで人が亡くなったことを聞いたりしたことってありませんか?
この場合はタイミングが意外と大変だったりしますよね。

私が経験したことがあるので、そのことについて紹介したいと思います。

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弔問のタイミング

私が学生だったころの話ですが、よくしていただいた方が亡くなったのですが
葬式に参加したい意志を伝えたところ家族葬で済ませるとのことで丁重にお断りされました。
それでも、お線香を上げたいと思うのが人間だと思います。

その場合はどうしたらいいのか?
葬儀が終了してすぐや、あまり日が経ってから弔問するのも遺族の負担となってしまうので
基本的には仏教ならば四十九日、神道ならば五十日以内に訪れたほうがいいです。

宗派宗旨がわからないことが多いですし昨今の日本は仏教と神道が入り乱れているので
四十九日以内と思ったほうがいいですね。

また四十九日以降に亡くなったことを人伝えに聞くこともあると思います。
この場合は新盆に合わせて弔問するといいでしょう
新盆も過ぎてしまった場合はどうしてもお線香をあげたい場合
「最近知って大変申し訳ないのですがお線香を一本あげさせてください」と遺族と連絡をとるか翌年のお盆に弔問をしてもいいと思います。

弔問時のマナー

・遺族に連絡をしましょう

遺族は弔問客を迎える準備がありますので
事前に遺族の方へ連絡を取ってから伺うようにしましょう。

・服装

葬式を終えた遺族は日常に戻ろうとしているので、喪服を印象つける格好は控えます。
しかしカジュアルなジーンズにTシャツなどは避けましょう
男性の場合は黒の系統のスーツ
女性の場合は黒・グレー系統のワンピースか黒いスーツにしましょう

・挨拶の仕方

「この度はご愁傷様でした」「お悔やみ申し上げます」とちゃんと弔意を示す言葉選びましょう。

・お線香のあげかた

お線香は宗派によって変わったりします。
しかし詳しくは宗派などはわからないと思うので、基本的にはお線香を一本立てて手を合わせましょう。

・遺族との会話

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お線香を上げた後改めて遺族とあいさつをし
この時に香典などを渡しましょう。
話題は基本的には個人との関係性や思い出話をする程度で
死因などを尋ねるのはタブーです。
迷惑になるので出来るだけ長いせず手短に済ませましょう。

・帰り際には

「何かお手伝いすることがあれば、お声をかけてください」などといえばより丁寧です。

香典の相場・供物など

お葬式に参加しなかったので香典を持参することとなりますが
その時の持ち物は手土産などではなく、供物や供花などを持っていきます。

・香典の目安

香典の相場は年齢に依存して30代後半までは5000円ほどでもいいですが
それ以上の年齢だと1万円が多いです。
全体として年齢関係なく1万円が相場なんだとか

しかし、家族葬だった場合は経済的な事情により香典返しがいやだったりするので
返さなくてもいい5000円やお花代として渡すなど配慮をしたほうがいいと思います。

余談ですが会社間の付き合いの場合は2万円が相場らしいですよ。

香典の表書きは四十九日前であれば御霊前、四十九日以降は御仏前が一般的です。
しかしこれも宗派によって変わる「御香典」で濁すという手もあります。

・供物の選び方

葬式に渡すようなものではなく、お供え物として挙げるものが好ましいです。
お供物は故人が好きだったものが分かればそれがいいですね!

そうでなければ和菓子などが無難かなと個人的には思います。

お花も持参していいとは思いますが、意外と渡されても困るような気がします。

まとめ

お葬式に参加できない場合それでも弔問したい場合は
遺族の感情を最優先しマナーなどをしっかり守って弔問しましょう!

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